「市政」

調布市小型機墜落

 7月26日午前11時ごろ,調布市富士見町1丁目の住宅密集地に,調布飛行場より飛び立った小型プロペラ機が墜落,民家3棟,車2台が炎上し,民家の女性を含む3人がなくなりました。
 事故により無くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げるとともに,被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。
 そして,速やかな事故の原因究明と再発防止のための徹底した対策を求めるものです。

 調布飛行場は、住宅密集地と隣接した場所にあり、かつては市をあげて飛行場の移転を求めていたものです。都営空港として存続することになってからも、日本共産党は住民とともに飛行場の安全対策と将来の移転の可能性を追求してきました。
 今後も,安全第一の立場で全力を尽くします。


 以下,しんぶん「赤旗」7月27日付,しんぶん赤旗の記事より

「ドカーン」と黒煙もうもう 小型機墜落
住民恐怖「地震かと」 東京・調布

写真 写真

 墜落現場では消防が消火や救助に当たり,警察が付近を封鎖する中を近隣の住民が不安そうな顔で見守っていました。
 男性(52)は,近くの家の人が延焼しないようホースで水をかけていたのを手伝いました。「火柱が上がっていたので,すぐに近くまで行った。手伝った家は助かったけれど,隣まで燃え移ってきた。とてもホースの水では消せなかった。落ちた家の方から女の子の叫び声が2,3人した。出られない人がいるようだった。何回か爆発した」と語ります。
 男性(81)は「ドーンと大きい音がして地震かと思った。2階の窓から見ると,火と黒煙がもうもうと立ち上がっていた。近所の人から,『うちのアンテナをかすめて落っこちていった』という話を聞いた」と話しました。
 事故後に小型プロペラ機を目撃した男性は「いつもは公園の方を飛んでいるのに,今日は住宅街の上を飛んでいて危ないなと思った」と話しました。
 現場付近に住む男性は「10メートル以上ある高速道路よりもさらに高く火柱が上がった」と火の勢いを語りました。
日本共産党の清水ひで子都議と,井樋匡利,岸本直子,武藤千里の各調布市議は現場に駆けつけて,状況などを確認しました。
 (北村隆志,東京・山岸学)

写真は、佐藤つよし